自然エネルギーとバイオマス
アースガーデンでは自然エネルギーやバイオマスといった再生可能なエネルギーが活用されています。化石燃料(石油、その他)への依存を少しでも減らしたいと願っているからです。そのために太陽光発電パネルと、太陽熱による給湯設備が設置され、薪ストーブが使われています。

1. おひさま発電所
2009年の8月、アースガーデンの屋根には特定非営利活動法人(認定NPO法人)きょうとグリーンファンドによる5kW規模の太陽光発電パネルが設置されました。9月6日には点灯式が行われ、きょうとグリーンファンドの13機目のおひさま発電所となりました。(1機目~12機目はすべて京都市内で、13機目は南丹市で初めての設置事例と聞いています。)この費用は平成21年度日本郵便の年賀寄付金助成金と、きょうとグリーンファンドの「おひさま基金」、市民の皆様よりの資金協力(設置協力金と寄付)、アースガーデンの資金でまかなわれています。
アースガーデンのおひさま発電所で発電された電力に見合う金額は「おひさま基金」に一定期間積み立てられ、さらにおひさま発電所を増やしていくのに使われます。
きょうとグリーンファンド
|
|
|
2. 太陽熱温水器
家屋の施工時(2002年)にNEDO(新エネルギー・産業技術開発機構)の補助金を得て設置しました。サンファミリーという真空式ソーラー温水器で、日本電気硝子株式会社の製品です(現在は残念ながらもう生産されていないとのこと)。 これに加えて、バックアップ用に灯油給湯器を使っています。
かつて、冬でも雪がない晴天の日に、サンファミリーのお湯の表示温度が40度Cに上がったことがありました。でも残念ながら美山では冬場このようなお天気が少なく、また晴れてもサンファミリーは雪に埋もれていることが多いです。というわけで冬場はおひさまパワーがなかなか発揮されず、主に灯油給湯です。一方、春(4~5月)から晩秋(11月)までは、この太陽熱温水器が大活躍! 年によって異なるものの、この5~7ヶ月間は一度も灯油を購入せずに過ごせてきました。心がけとしてお風呂はお湯がさめないうちに入浴し、残り湯は温かいうちに洗濯に使い切るようにしています。
3. 薪ストーブ
バイオマス(生物由来の資源)は再生可能エネルギーで、木質資源の薪もその一例です。燃やすと排出されるCO2は、もともと大気中にあったものが木の成長過程で光合成により取り込まれたので、大気中のCO2を増加させないと考えられています。
さてアースガーデンの薪ストーブは冬場の主役です。毎日ではなく、特に寒い日に使っています。3段階くらいに分けて薪を燃やします。
(第一段階)火付け用の枯れ草や細かな木切れに着火します。
(第二段階)うまく着火できたら、直径1cm~2cmの木切れを入れ、さらに少しずつ太めの木切れを追加して、火を大きくしていきます。
(第三段階)十分に火が回ったらここで市販の太い薪を入れます。 ここまで来れば、以後は太い薪を時々補充するだけで大丈夫。
安定して燃えるまでに30分くらいは手をかける必要があり、スイッチひとつで動くエアコンやファンヒーターと比べると、とってもスローな暖房です。 使い始めの頃は中々うまくいきませんでしたし、今でもはじめの30分くらいは目がはなせません。手間がかかりますが、赤々と燃える火は心に安らぎを与え、とても心地良いものです。
この薪ストーブは1階に設置されていますが、燃やすと1階のカフェスペースだけでなく、2階の2部屋も同時に暖まるように設計されています。 外は雪が降っていて湿気の多い季節ですが、薪ストーブを燃やすと家の中は乾燥し、洗濯物も一晩で乾きます。 冬場はカフェは冬期休業中なので、ストーブの周りは家族や友人達の暖かい居場所となり、熾き火でヤキイモを楽しんだりもします。薪ストーブを燃やした翌朝は、まだそのぬくもりが残っていてそれほど寒く感じません。燃えた後の木灰はカリ肥料としてガーデンで使ったり、近所の方が栃の実を加工する際のアク抜きに使われたりしています。
|
|
|





