アースガーデン

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写真ギャラリー

アースガーデンで暮らしながら、季節ごとの様子を写真に残してきました。
ガーデンでは、多くの学び、発見があり、生き物との出会いと季節の草花を楽しむことができました。野菜だけでなく、山野草もガーデンで収穫し、調理していただいていました。

その様子を写真ギャラリーでご覧ください。
田舎だけでなく郊外や都会でも、このような暮らしの場が生まれるようにと願っています。
写真ギャラリーではアースガーデンの活動や、作業の様子も見ていただけます。

※写真がすべて読み込まれるまでに、時間がかかることがあります。

679㎡の敷地内で、多くの食べ物が収穫できました。
食料生産の場は主に菜園、キッチンガーデン、山野草と果樹の森の3箇所。
いずれも敷地内の小さな区画でした。

  • 春の菜園(次の夏の写真と比べてみて)
  • 夏の菜園(一つ前の春の菜園の写真と同じ場所)
  • 春には、年越し野菜類(レタス類、ニンジン、ホウレンソウ)と自生ヨモギを収穫。(3月)
  • 天ぷら用に山野草をガーデンで収穫(ヤマウド、タラノメ、コゴミ、セリ、ミツバ、カラスノエンドウ、タンポポ、ユキノシタ、ヨモギ)(4月)
  • エンドウ類と、ソラマメの収穫(6月)
  • サクランボ(暖地という種類で受粉樹も不要。育てやすい)
  • ブルーベリーは収穫時期が異なる3本(3種類)を栽培
  • 夏の収穫(7月)
  • 菜園(8月)
  • キッチンガーデン(8月)
  • 秋の収穫(10月)
  • サルナシ(美山の山の自生種を挿木)
  • 冬の収穫(12月)
  • 雪が積もって根雪になる前に冬野菜を収穫(12月)
  • 冬に軒下で菜葉類やサラダ野菜を育てれば、雪が積もっても収穫できる
  • 冬は保存野菜の季節(スープ用に加工したキクイモ、バターナッツを冷凍)
  • 庭のハーブ類を、料理用やお茶用に薪ストーブで乾燥させて保存

アースガーデンは食べられるお庭のある暮らしの場でしたが、景観面でも四季を通じて私たちの目を楽しませてくれました。

植えられた樹木の多くが有用樹であると同時に、景観的価値がありました。
庭に自生する植物、いただいた植物、園芸店で購入した植物が共存していました。
自ら近隣で採取した植物も一部ありましたが、激減している野生種もあるので注意が必要でした。

花の改良種を購入する際は、最近のものを避けて古くからある品種を選んでいました。

ガーデンの植物たちと共に暮らすことで、"Honor the beauty of biodiversity (生物多様性の美しさを大切にしましょう) " という言葉をいつも身近に感じることができました。

  • ミスミソウ(3月)、ユキワリソウとも呼ばれる
  • シラーシベリカ(3月)
  • 庭の落葉樹はまだ葉を落としたまま
  • コモンラングワート(3月)
  • 春の多年草ガーデン(4月)
  • カタクリ(4月)、野生のカタクリは激減しているので採取はせずに、増やしたものを購入
  • 入り口近くの多年草花壇。春はクリスマスローズ、チューリップのアプリコットビューティ、スズランスイセンなどで華やか
  • ナルキッスス バルボコディウム、原種スイセンです
  • 小さな手作りの池のそばにはロックガーデンと、山野草の植え床があります
  • 池の上にかかるヤマボウシの花。モリアオガエルの卵塊が見えますか? 手前は「古代紫」と呼ばれるショウブ
  • 山野草と果樹の森と呼ばれる区画(5月)
  • ガーデンの東部分の小さなフォレストガーデン。クワの下にヤマウド、ミョウガ。その下にはユキノシタ、ミツバ、セリなどが育つ。(クワは2013年頃に伐採)
  • 藤棚の下のアキチョウジ、アジサイなど(7月)。このアジサイは高槻市の集合住宅に住んでいた2000年頃に鉢植えで購入し、その後挿木で増やしたもの
  • 菜園と近所の方の田んぼの接縁部に咲くヒガンバナ。(10月)
  • 真冬
  • 冬のエゴノキとヤマガラ用の巣箱(美山の森からの10cmほどの実生苗から育て、5月の花期はアブやハチの羽音がにぎやか。「沈黙の春」でなく「命あふれる春」になる)
  • 夏に緑陰となる多年草ガーデンは、落葉樹が葉を落した冬、日差しが室内までさしこむ。

アースガーデンで暮らした17年間は合成殺虫農薬、化学肥料、除草剤を使わずに果樹、野菜や草花を育てていました。

ガーデン作りを始めて年月を経るにつれ、多くの生き物に出会うようになりました。
とりわけ私が重視したのは、カマキリ、カエル、クモ、トンボ、テントウムシ、小鳥、アブ、ハチでした。いずれも虫をたくさん食べてくれました。

都会生活をしていた頃は苦手だったイモムシ、ケムシたちは、外見が毒々しくても毒のあるのはごく一部だとわかりました。
自然豊かな森に住むモリオアガエルも初夏のガーデンで出会えました。
鳥や蝶、その他の昆虫類もたくさんいました。

いつしか「お庭を私と共に活用する仲間たち」という気持ちが芽生えてきました。そんな生き物たちの一部をご紹介します。

  • モリアオガエルの雄。玄関前の郵便箱にかかるブラックベリーの花のそばにいた
  • 池を2003年秋に作った翌年の2004年の初夏から、池のそばのヤマボウシの枝に毎年4〜5個が産卵されていたのが、東側の隣接地に道路が作られてからは1〜2個に。これは産卵の瞬間
  • 西宮市の自然観察グループの方が、お庭のモリアオガエルの卵塊を見学
  • ベルガモットの花が大好きなアゲハ。しばらくこの花のそばを離れようとしなかった
  • オオカマキリの卵。ハラビロカマキリ、チョウセンカマキリも庭にいます。とりわけブドウの木の側が産卵場所として カマキリのお母さんに大人気。そのためブドウスズメ(蛾)の幼虫をブドウの木で見かけなくなった
  • カマキリの産卵
  • 白いカエル。色が変わるカエルなのでたぶんニホンアマガエルかな?
  • アケビコノハの幼虫
  • 名前はなんだろう?
  • 名前はなんだろう?緑色の美しい蛾
  • カヤネズミの巣。毎年ではないけど庭で4個ほど空っぽになった巣がこれまで見つかっている。
  • ヤゴかな?
  • ヤゴから孵ったトンボ。ヤゴの抜け殻がまだ尾の先についていて飛べなくてもがいている状態。取ってあげた
  • 孵化したばかりのクモの子がいっぱい
  • ジョウビタキの雌
  • ヤモリの赤ちゃん
  • ヤマガラ、庭のエゴノキが大好き

アースガーデンは、地元の工務店による施工でしたが、内装の大半は友人知人に手伝ってもらって仕上げました(詳しくはみどりのニュースレター 2003年、9月号)。

ガーデンも家族と、WWOOFerとして来てくれた友人知人のヘルプで作りました(みどりのニュースレター2003年10月号)。

その後のガーデンの維持管理は主に手作業で、時々電動工具も使用していました。
刈払い機やチェンソーなどは電動で、太陽光パネルからの自然エネルギーで動きました。
以上の作業に加えて、パーマカルチャーやオーガニックガーデンに関する講師の仕事、エコビレッジ視察や国際会議参加の報告会も大切な活動でした。

このギャラリーでは当初の施工作業や、ガーデンの維持管理作業、そして講師としての教育活動、イベントの様子を紹介します。

  • 入居前の内装施工。布クロス張りや、床や腰板の柿渋、蜜蝋ワックス、ペンキ塗りのため、友人知人が滞在。
  • ガーデンのハーブスパイラル作りのワークショップ。故デジャーデン・由香里さんと共に施工。
  • 冬の庭作業のひとつ。雪が降る前に池の底の落ち葉や朽ちた水生植物を引き揚げ、周辺のロックガーデンと山野草植え床の上に置く。池とその周辺の養分循環の例。
  • ガーデンの剪定枝の太いものや伐採木での薪作りはチェーンソーで。太い薪の5%以下を自給。火つけ用の細枝は100%ガーデンで自給。灰は春にガーデンにまく(薪ストーブ)。
  • (認定NPO法人)きょうとグリーンファンドのおひさま発電所の点灯式
  • 前の写真と同じ。白いのはホワイトボードではなく、太陽光パネルの裏側。財政面でご協力くださった方々よりメッセージとサインをいただく
  • ガーデンの見学セミナー(2012年)
  • ガーデンの見学セミナー(2017年)
  • 山口朋子さんのギターの弾き語りと、農的暮らしのデザインのお話会(2016年)
  • 地元の友人たちとのややプライベイトなお食事会
  • 当時京都市内のカフェで、ランチを出されていた美山町在住の知人にガーデンの余剰野菜と花をほぼ定期的に提供し、お食事券をいただいていました。6月のある日はこんなものを
  • 前の写真で述べた知人が経営していた京都市内の小さなカフェ。アースガーデンの野菜も使っていただいた手作りランチが美味しかった
  • 知人のカフェでのデザートタイム
  • 出張講師(箕面市)
  • 出張講師(与謝野町)

池作り作業と、ビフォー・アフター

小さくても池があれば、生物多様性に貢献します。ここでは私たちの池作りの記録をご紹介します。
パラシールという高密度ポリエチレンにベントナイト(粘土)で裏打ちしたシートを使いました(このシートを購入される場合、施工マニュアルについても問い合わせると良いでしょう)。

写真には簡単な説明を入れていますが、池作りのより具体的な説明は、パーマカルチャー的に暮らす(その8)をご覧ください。

2019年に転居するまでの間、水漏れなどのトラブルは一度もありませんでした。
池の水は通常は雨水でしたが、7〜8月の雨が降らない時期に水位が下がることがあり、そんな時は雨水タンクも空になったので、池の生き物のために水道水を補充しなければならないことがありました。

  • 1. 2002年の造成工事の際に、あらかじめ池のための穴を重機で掘っておいてもらいました。
  • 2. 2003年秋に池作りの際に、その穴を楕円形に整形し、雑草を除去し突き出た根っこを抜き、石を取り除き、デコボコした土の表面をけずり、木槌でたたいてなめらかにし、その上にシートを敷きました。
  • 3. シートの上にラス網を敷きました。
  • 4. その上に保護土を置いていきました。
  • 5. 池の周囲のラス網上にも保護土をのせ、まるで火山のクレーターみたいな池に。保護土が乾燥したら、水道水を入れてしばらくアク抜き。すぐにトノサマガエルがいっぱいの池になり、アカハラもやってきました。初夏にはモリアオガエル(美山だより 2012・なつ美山だより 2014・なつ)の産卵がありました。
  • 6. 池にスイレン、ヒシ、花ショウブ、クワイなどの鉢などをいれ、池の西側はロックガーデンに、北側は山野草ガーデンになり、池を中心とした養分循環も生まれました。ホテイアオイを入れて、増やし、引き上げて肥料にしたこともあります。
  • 7. 池を作って10年後の2013年の様子。2019年の転居時はヤマボウシ、サクラ、クコ、ススキなどの周辺植物のうっそうとした茂みに囲まれた池になっていました。その後の調査でわかったことですが、この池にはきれいな水を好むマツモムシと、汚れた水に住むイトミミズがいて、多様な生息環境を生き物に提供していたことになります。